コロナ禍ということもあり、最近(前々からですが)では、フォートナイトやAPEXといったバトロワ系のFPS/TPSや原神といったオープンワールド型アクションRPGも人気ですね。
私自身、高校三年生のときから友達の影響でオンラインゲーム(特にFPSやMMORPG)にハマり、(ゲームをやる時間は減ったものの)社会人になった今でもネッ友とゲームをしたりしています。
オンラインゲームをするにあたり、自分の腕(プレイヤースキル)だけではどうしようもできない問題というものがあります。
例えば、モニターのリフレッシュレートによる影響です。
リフレッシュレートの低い/高いだけで、ゲームの上手い/下手の善し悪しが変わってしまうといっても過言ではないと思っています。
今回は、私が愛用している一般的なモニター/ディスプレイよりもリフレッシュレートが高いゲーミングモニターである、BENQのゲーミングモニターであるXL2411シリーズ(XL2411P/XL2411K)のレビューの紹介と、多くの人が疑問を持つであろう240hzのモニターを買った方が良いのか?という点についてご紹介していきたいと思います!
※XL2411シリーズではXL2411Kが最新です。(2021現在)
BenQのゲーミングモニターとは?
BenQは台湾の企業であり、ZOWIEシリーズ/ブランドとしてのゲーミングモニターが有名です。
2010年に最初のesports向けのモニターを発表して以来、長い間、 esports向けのモニターを発売しています。
144hz~240hz、またはそれ以上のリフレッシュレートやDyAc/DyAc+テクノロジーといった機能を搭載しており、FPSなどをプレイするプレイヤーが満足するような滑らかな映像を出すことが可能なモニターを販売しています。
MOBIUZシリーズ/ブランドのゲーミングモニターもありますが、FPSなどの視点移動が早いゲームをやる分にはZOWIEシリーズ/ブランドの製品で良いのかなという印象です。
BenQ24インチ144hzゲーミングモニター(ZOWIE XL2411K)/レビュー
私自身も愛用しているモニターですが、最初のゲーミングモニターとしては非常におすすめできるモニターです。
以下からおすすめの理由をレビュー形式でご紹介していきたいと思います。
リフレッシュレートが144hz
一般的なモニターは、60hzまでしか出ないものがほとんどです。
私が学生の頃は、リフレッシュレートのことなんて知らなかったので、1万円台の60hzまでしか出ないモニターでゲームを楽しんでいましたが、144hz出るBenQのモニターに変えたときは衝撃を受けました。
私自身、FPSが好きなのでそれこそ最近ではApex Legendsなどもやっていますが、画面のヌルヌルさ/滑らかさが段違いで、60hzだと残像というか画面が遅れてやってくるような感じになるのですが、それが144hzだと解消されるのでめちゃくちゃ弾を敵に当てやすくなりました。
144hzの世界を一度味わったら60hzの世界には二度と戻りたくなくなりますね。
それぐらい、リフレッシュレートの違いによる影響は大きいです。
そのため、FPSなどの視点移動が激しく、画面を大きく動かすようなゲームをやる際にはこのBenQのモニターは最適ですし、後悔しない買い物になると思います。
画面設定(画像設定)を思い通りに変えることが可能
残像を軽減してくれるDyAc(Dynamic Accuracy)機能や暗いところを明るくしてくれるBlack eQualizer機能、ブルーライトカット機能など、画面設定を細かく自分好みに変更することが可能です。
Black eQualizer機能は特に非常に便利な機能で、FPSをやっていると、暗いところが見えずらくそこに敵が潜んでいると発見が一瞬遅れてしまい倒されてしまうということはFPSプレイヤーであればあるあるだと思いますが、それが軽減できる素晴らしい機能です。(BenQモニターを選ぶ一つの理由ですね。)
視認性は大事なところなので嬉しい機能です。
私は、Black eQualizer機能など、自分好みに画面が白飛びしすぎない範囲でカスタマイズして使っています。
プリセット(既に出来上がっている画面設定)もあるので、良さげなやつがあればそれを使ってみて、色など気になるところがあればモニターの画面設定で細かくカスタマイズして保存するのが個人的にはおすすめです。
モニターの高さ・上下左右の傾き・回転といった調整が可能
モニターの高さだけでなく、上下左右も傾けることが可能なので、自身の机や椅子に合わせてモニターを調整可能な点は便利です。
また、需要があるのか分かりませんが、モニターを回転させて縦向きにできます。
私は縦向きに変えたことはありませんが、イベント会場などでモニターを置く際に、モニターを縦にして画面を表示させたいんだよねという方の需要にも対応しています。
応答速度が1ms
ゲーミングモニターであれば当然、応答速度が1ms以下でなければ話になりません。
しっかりと応答速度が1msであり、安心です。
価格が安くお手ごろな値段設定
ゲーミングモニターを購入する方なら一度は迷う、240hzモニターにするかどうか問題。
私自身もゲーミングモニターを購入する際に迷いましたが、240hzのモニターってめちゃくちゃ高いんですよね。
安くても4万円、5万円はするので、結構購入をためらう価格帯なんですよね…。
しかし、BenQの24インチ144hzゲーミングモニター(ZOWIE XL2411シリーズ)では、3万円でお釣りが出るお値段設定。
正直、お値段がお手頃で買いやすい値段設定なのにも関わらず、必要十分すぎるスペックだったので、144hzのモニターを買って良かったなという思ってます。
240hzを買わなくて後悔した…という思いは全くありません。
総論(おすすめ)
コスパも高く、非常におすすめのモニターです。
144hzだからといって、特に不満に思うところはなく、誰にでもおすすめできる商品です。
240hzではなく144hzで十分だと思う理由などは次の項目で紹介しています。
144hzと240hzに違いはあるのか
144hzと240hzの違い
体感として、144hzと240hzに大きな違いはないと言えます。
240hzを持っており、240hzのモニターであるが故にマウントを取ってくるリア友の家でFPSをプレイしたことがありますが、目に見えて大きな違いというのはなかったというのが私個人の見解/意見となります。
60hzから144hzでは感動できるぐらいにあからさまに違いがありましたが、144hzから240hzは正直あまり違いが感じられなかったです。
Youtubeでも一応比較動画など見てみましたが、Youtube自体60hzまでしか出ないようになっているためあまり参考になりませんでした。
なお、誤解が無いよう補足すると、スロー再生時の動画は少し参考になります。(実際に240hzの方が描写(描画)量が増えてました。)
だからといって、リア友の家でプレイした際に違いを大きく感じ取ることはできなかったという結論に変わりありません。
144hzでも良いのでは?と思う理由
- そもそも240hzを安定して出せる環境でない場合が多い
リフレッシュレートというのは、PCスペック(やゲーム自体の画質設定、ゲームのジャンル)の影響をもろに受けます。
FPSなどは、激しい戦闘時や視界がひらけて情報量が多くなるときなどは特にリフレッシュレートが下がります。
そのため、例え240hzのモニターを買っても、リフレッシュレートが安定しなかったり、リフレッシュレートの最大値まで出せなかったりといったことが良くあります。
あなたが今使っているPCがハイスペックゲーミングPC(最低でも20万越え)であれば240hzを買うのも一つの選択肢として良いのかなと思います。
しかし、20万以下のゲーミングpc、例えば、15万円程度のゲーミングPCや10万円程度のゲーミングPCなどのいわゆるミドルスペック以下のPCであれば、240hzモニターを最大限生かせるような環境ではなく、宝の持ち腐れとなってしまうのではないかと感じています。
勿論、モニターというのは、PCよりも長期間壊れずに使用できることがほとんどのため、大は小を兼ねる理論で最初から240hzを買うというのも良いとは思います。
私個人としては、144hzと240hzでは差を感じ取ることはできず、144hzで十分と感じたうちの一人です。
ネットだと色々と情報が錯綜しているよう(人によって見解が異なっている)ですが、少しでも私の記事が参考になればと思います。
おわりに
今回は、BenQの24インチ144hzゲーミングモニター(ZOWIE XL2411シリーズ)のレビューと、240hzとの違いなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
ZOWIE XL2411KはXL2411Pの後継機種ですので、ZOWIE XL2411シリーズを購入する際は特に理由がなければ(機能が一つ追加されているので)XL2411Kを購入をおすすめします。
色んな情報が飛び交う情報社会のためか、特に144hzと240hzに関しては意見/見解が異なる記事も多々見受けられます。
少しでも私の記事が購入の参考、購入の一押しとなればと思います。
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