タウラス杯(中距離)やジェミニ杯(長距離)といったチャンピオンズミーティングでは、追込ウマが猛威を奮っており、特に長距離の逃げに人権がありませんでした。
これは、チーム競技場でも確認できたことで、逃げを編成してもなかなか勝てない…ということがありました。
そんな中、逃げ有利なレース展開の作り方・持ち込む方法が以前話題になっていたので、今回はそちらを紹介したいと思います!
(元々、以下の記事でも紹介はしていたのですが、別途記事にまとめました。)
【無課金のための】チャンピオンズミーティングの戦略、勝ち方【ウマ娘】
レースに逃げウマは二人以上
逃げウマに有利なレース展開に持っていくには、逃げウマが二人以上レースにいる必要があります。
逃げウマが二人以上いると、逃げウマら同士で競り合い(抜いたり抜かれたりを繰り返すこと)が発生し、全体がどんどん間延びしていきます。(間延びとは、先頭から最後尾のウマまでの距離が長くなること。)
間延びしたレース展開に持ち込むことができれば、レース終盤でもある程度後続(先行・差し・追込)のウマに対してリードを保つことができ、差される心配がなくなり、結果として逃げウマで1位を狙うことができます。
そのため、相手に逃げウマがいないことを考慮して(運要素をできるだけなくす為に)、自身で逃げウマを二人用意(編成)するのが望ましいです。
ただし、競り合いというのは賢さに影響されている部分もあるようで、必ずしも最大限に間延びしたレース展開とはならないようです。
中途半端に間延びするようなケースだと、レース中盤に間延びしたレース展開となっていても、レース終盤には後続のウマが距離を詰めてきてしまっていて、団子状態となってしまうことがあります。
レース終盤に団子状態となってしまうと、逃げウマはそのまま先行・差し・追込ウマに抜かさることがほとんどで勝ち目がありません。
参考動画を貼っておきます。
逃げ有利なレース展開に持ち込めない理由(考察)
逃げウマが二人以上いても間延びしたレース展開とならない原因として考えられるのは、以下の四つです。(考察ですので、実際は関係ないものもあるかと思います。)
- 逃げウマの賢さ不足で、競り合いがそもそも成功しない場合(競り合いは賢さに影響されるため)
- 逃げウマらの賢さの値に大きな差がある場合(例えば、逃げウマAが賢さ350で逃げウマBが600の場合で、逃げウマBが先を行き過ぎてしまって逃げウマA・B同士で競り合いが発生しない状況の場合)
- 先行、差し、追込ウマが逃げウマと同様、その脚質内で競り合いをしてしまっている場合
- レースに先行、差し、追込のウマのいずれかがいない場合
おわりに
逃げウマ有利なレース展開の作り方、戦略についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
タウラス杯やジェミニ杯では、「長距離で逃げウマは勝てない」、「中距離・長距離は追込ウマの独壇場」とまで言われて追込以外の人権はないように思われましたが、中距離・長距離でも編成に気を遣えば逃げウマでも勝つことはできます!
といっても、確実に勝てるわけではないのが難点ですが…。
レース展開というのは、逃げウマのように、レースに出場するウマの脚質の分布にもよって強い弱いが変わっていくかと思いますので、編成する際はどの脚質の組み合わせが良いか一度考えてみるのも良いかと思います。
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