一本橋を渡るのって難しいですよね?
私も最初のころは何度も橋から落っこちていました…。
でも、あることを意識/実行するだけで一度も落ちることなく一本橋を渡り切れるようになりました。
そのコツや手順、流れを今回はお教えしたいと思います!
そもそも一本橋とは?
一本橋(直線狭路コース)とは、長さ15メートル、幅30センチメートル、 高さ5センチメートルの平均台のことです。
狭い道や低速時でもふらつかずに走行できなければ危険ですよね?
低速時にエンストばかりしてたら問題ですよね?
そのための訓練がこの一本橋です。
渋滞に嵌ったときに、ふらつかず、エンストしないように、是非一本橋はマスターできるようにしたいですね!
目標タイム
- 小型二輪 5秒以上
- 普通二輪 7秒以上
- 大型二輪 10秒以上
(※卒検時は橋から落ちてしまうと卒検中止となります。)
大きくなればなるほどタイムが伸びますね…。
ちなみに私は、普通二輪で一本橋の練習をしていたときは平均8秒程度で渡りきっていました。
そのタイムを楽々超えることができるコツを私の経験談踏まえて紹介します!
走行方法
- ギアは1速
半クラのみのやり方- 半クラ+クラッチを切るやり方
- 半クラ+リヤブレーキのやり方
走行方法は大まかに2種類ありますが、目標タイムを何秒に設定するかによって適切な走行方法は異なってきます。
次で詳しくお話していきたいと思います。
アクセルワークのポイント
一本橋を渡る方法として、主に2つ紹介しましたが、
普通二輪の目標タイムである7秒超えを目指すのであれば、半クラ+クラッチを切るやり方をおすすめします!
このやり方のメリットは、操作が手の操作だけで完結するので非常に簡単という点です。
クラッチを切って速度を下げふらつく前に半クラに戻して…を繰り返すだけで普通二輪の目標タイムである7秒を超えるのでおすすめです!
デメリットとしては、タイムが7秒前半に落ち着きがちである点です。
7秒中盤以上や8秒越えを狙っている方はリヤブレーキを用いた方法の方が確実ではないかなと感じます。勿論、技量がある人はクラッチ操作のみで8秒越えはいけると思います。
リヤブレーキをかける方法はブレーキがかかりすぎてふらつきやすくバランスを崩すもととなるため、 半クラ+クラッチを切るやり方を私はおすすめします!
一本橋への乗り上げは勢いをつけて!
一本橋に乗り上げるときにありがちなのは、勢いがないまま乗り上げること。
タイムを気にしてるときにやりがちなことですね…。
勢いがないまま乗り上げると、非常にバランスを崩しやすいです!
詳しい説明は割愛しますが、タイヤの回転が早くなればなるほど運転時における直進安定性が増していきます。(いわゆるジャイロ効果と呼ばれるものです)
つまり、スピードが上がれば、バランスを崩しにくなるんです!
そのため、最初の段階でバランスを崩して転倒や脱輪してしまう方は、勢いをつけて一本橋へ乗り上げるようにしましょう!
乗り上げ時が非常に安定しますよ!
上半身の力を抜く
緊張して上半身に力が入っていませんか?
ぎちぎちに手や肩に力を入れると、重心がとても取りづらくなります…。
なぜなら、上半身の柔軟性(ちょっとした重心移動)によってバランスを取っているからです。
つまり、バランスが崩れかかったとしても、上半身を楽にしておけば自然にバランスを調節してくれるというわけです。
上半身に力が入りがちな方は、まず下半身に力を入れるようにしましょう!
下半身に力を入れる方法は、バイクを足でしっかり挟み込むこと!
嘘のようにバランスを取りやすくなりますので是非試してみてください!
目線を先に向ける
一本橋を渡っているとき、目線を落として近くの方を見ていませんか?
不思議なことに目線を落として近くの方を見ているととてもバランスを崩しやすいんです。
逆に、目線を遠くへ、丁度一本橋が終わる先へと目線を向けるととてもバランスを取りやすいんです!
劇的に変わりますので是非意識して目線を遠くに向けてみてください!
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最後に
一本橋は、みきわめや卒検の最初に待ち受ける関門です。
これをクリアできなければ先へ進めない重要な課題です。
私も一本橋が苦手でしたが、色々調べ、練習の際に試行錯誤を重ね、たどり着いた結果がこの記事に記載した方法です。
私の書いたこの方法で一本橋がそつなくこなせるよう、願っております!
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