坂道発進が苦手な方って結構いらっしゃいますよね?
私も教習中はよくエンストしたり、クラッチを上手く繋げられずバイクが暴れたりと散々でした…。
教官にも安定性がない!と叱られ、坂道発進がスムーズに出来るときと出来ないときの差を考えながら練習をした結果、スムーズに坂道発進ができるコツを掴むことができました!
そんな坂道発進のコツや手順、流れや注意点(注意事項)を今回はお話していきたいと思います!
坂道発進とは?
その名の通り、坂道に止まった状態から発進する課題のことです。
公道でも、急な坂道から緩い坂道まで様々あります。
坂道だと思ってなくても傾斜している道って案外多いです。
そういう道でしっかり坂道発進できないと場合によっては後方の車に追突したり、転倒の危険性もありますよね?
そうならないためにも、坂道発進を安定して出来るようにマスターしておかないといけませんね。
クリア条件
- 坂道発進時に下がらないように発進する
※卒検時はエンスト1回までは減点対象とはなりません。2回目以降から減点です。4回目で卒検中止となります。また、後退してしまうと距離によって減点され、1メートル下がると卒検中止となります。
坂道発進は他の課題と比べると比較的簡単なクリア条件となっていますね。
とはいっても、最初はなかなか難しいんですよね…。私はよくエンストしてました…。
そのため、次から坂道発進のコツを紹介していきたいと思います!
発進方法
- 1速
- 後ろに下がらないよう後輪ブレーキペダルを踏み、前輪ブレーキレバーからは手を離す
- 後輪ブレーキを踏みながら半クラを維持
- アクセルを2000~3000回転を目安に回す
- クラッチをゆっくり戻していくタイミングで後輪ブレーキを離す
半クラは音で見極める
半クラであるかどうかはエンジン音の微妙な変化で分かります。
バイクだとヘルメットを被りながらなので多少分かりづらいですが、クラッチを戻していくとある一定の場所で必ず音が変わります。
クラッチを戻していくときの音の変化には日頃から意識を向けておきしょう!
クラッチを戻すときは意識を集中させる
気を付けるべき重要なポイントは一つだけです。
それは、クラッチをこれでもかというぐらいゆっくり戻すこと!
私自身もそうでしたが、最初の頃はエンストしたり、バイクが暴れ馬のように跳ねたりと散々でした…。
そういう時は十中八九教官から「クラッチはゆっくり戻せ!」と言われます。
教官の言葉通りに、ゆっくりクラッチを戻して再度実践するのですが、上手く坂道発進できないんですよね。
今だから分かることですが、ゆっくりクラッチを戻しているつもりでも、できていないことの方が多いんですよね。
そのため、自信で思っている以上にゆっくりクラッチを戻すことをおすすめします!
意識するだけでエンストや暴れ馬になる確率は非常に低くなりますので、是非全神経集中させてゆっくりクラッチを戻しましょう!
後輪ブレーキペダルから足を離すタイミング
後輪ブレーキは後ろに下がらないようにするための、いわば保険のようなものです。
そのため、後輪ブレーキは「半クラ+アクセル2000~3000回転」の条件が揃うまでずっと踏んでおきましょう!
半クラを戻していくタイミングで後輪ブレーキを離せば、自然に前に進んでいきますので、タイミングは覚えておきましょう!
番外編:坂道を上りきったら
無事坂道を上りきったら、下り坂となります。
下り坂はクラッチを切らずに走行しましょう!
クラッチを切らないことでエンジンブレーキが自然に掛かります。
エンジンブレーキは山道などの下り坂で主体となって掛けるブレーキですので是非覚えておきましょう!
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おわりに
坂道発進についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
皆さんの悩みや不安が少しでも解決できていれば幸いです。
卒検までに安定して坂道発進できるよう心から祈ってます!
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