コロナ禍の影響で、社会人は在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)、学生はオンライン授業が多くなってきました。
そのような中、自宅で長時間椅子に座るとお尻などが痛くなるということから、普通のワークチェアではなく、高価ではあるけども非常に座り心地が快適なゲーミングチェアに脚光が集まっていますね。
ニトリでも「ヘイデン2」というゲーミングチェアが販売されていますが、実際に別のゲーミングチェアを持っているこの私が、実際にニトリに足を運んで「ヘイデン2」に座ってきましたので、そのレビューをご紹介したいと思います!
※今回は、約2万円の「ヘイデン2」のみのレビューです。約4万円の「ヘイデンPro」は陳列されていなかったため試座できませんでしたが、「ヘイデンPro」に関することも少し記載してますのでご覧いただければ幸いです。
「ヘイデン2」とは?
ニトリが販売している「ゲーム時や在宅勤務(テレワーク)時に最適な長時間座っても疲れにくいゲーミングチェア」です。
ゲーミングチェアにしては格安で、価格は約2万円でお釣りが来るほどの価格です。(2021/8現在)
以下のように、ゲーミングチェアの特徴的機能の大部分はあります。(取消線が引いてあるものはありません。)
- バケットシート(背もたれ部分が頭の先まであるシート)
ヘッドレスト(首のためのクッション)- ランバーサポート(腰のためのクッション)
- アームレスト(腕を置く場所)
- リクライニング(シートの傾斜角度の変更)
ヘイデン2をおすすめしない理由(レビュー)
座面が硬め
座面は硬めです。
長時間リラックスしながら座れるか?と言われれば微妙な感じです。
正直、2万円も出すならもう少し座面は柔らかくしてほしいですね。
勿論、「硬い=悪」という考えは私にはありません。
柔らかすぎる座面というのは逆に疲れてしまうということを知っているからです。
でも、このゲーミングチェアに至っては、座面が硬いのがやっぱり気になります。
ニトリで売っている同じ価格帯または1万円程度の他のワークチェアの方が座り心地は良いかなという印象です。
バケットシートが硬め/肩が窮屈に感じる
バケットシートも座面と同じく硬めです。
また、バケットシートの両端(左右両端)が身体を包み込むような形状(突き出た形状)になっているのですが、肩幅が広い人だとその両端が腕部分に当たってめちゃくちゃ邪魔です。
柔らかければ気にならないと思うのですが、座面同様硬めなので当たると結構気になりますし、シートに身体を完全に預けて座ると窮屈に感じますね。
男性や肩幅が広い人は要注意です。
ヘッドレストがない
「ヘイデン2」はヘッドレストがありません。(「ヘイデンPro」はヘッドレスト付きです。)
これは個人的に結構大問題だと思っているところです。
シートに寄りかかって小休憩するか!ってときに、わざわざランバーサポートを外さないとシートに体重を乗っけて寄りかかることができません。
ヘッドレストがあれば、そのままシートに体重を預けても変な姿勢にならずに休憩できるのですが、格安の「ヘイデン2」ではヘッドレストがないため小休憩するにもひと手間かかります。
また、そこまでシート自体が柔らかくないのでリラックスして休憩できるか微妙なところです。
私がもし、ニトリでゲーミングチェアを買うとしたら、ヘッドレストがある「ヘイデンPro」を買いますしおすすめすると思います。
総評
座面やシートについて、硬めが好みという方にはおすすめできるかもしれません。
また、ゲーミングチェアとしては格安ですので、お子さん(子供)がゲーミングチェアが欲しいといったときの選択肢としてニトリの「ヘイデン2」を検討するのは十分ありかと思います。
見た目も赤と黒を基調としたかっこいいデザインなので、子供のプレゼント用としては喜ばれるのではないでしょうか?
大学生・社会人など、ある程度収入が見込める方は、4~5万代のゲーミングチェアを検討した方が後悔はないかなと思います。
おすすめはAKRacing
高いですが、ゲーミングチェアで失敗したくないのであれば、AKRacingのゲーミングチェアがおすすめです。
座面も柔らかで、肩幅が大きい男性でも窮屈しない座り心地です。
ハイエンドモデルの「Pro-X」シリーズと、スタンダードモデルの「Overture」シリーズ・「Nitoro」シリーズ・「Wolf」シリーズがありますが、ハイエンドモデルの「Pro-X」シリーズを強くおすすめします。
※ビックカメラで、スタンダードモデルの「Overture」シリーズと「Nitoro」シリーズのゲーミングチェアを試座しにいってみましたが、座り心地だけでいえば「Pro-X」シリーズと大差なかったです。勿論機能面では「Pro-X」に劣りはしますが、座り心地だけ重視であれば、「Overture」シリーズと「Nitoro」シリーズもありだと感じました。(ただし、「Nitro」シリーズは座面幅や背もたれ幅が小さいので、身体の大きい方には不向きです。)
上述の詳細(私の愛用している「Pro-X」シリーズやビックカメラで試座した「Overture」・「Nitoro」 の使用感、全シリーズ/モデルの使用感に関わるスペックの比較やどれを選んだらいいか等)については、別途こちらの記事でご紹介してます。→ AKRacingゲーミングチェアのおすすめモデルと違い【レビュー】
ニトリの「ヘイデンPro」の購入を検討するのであれば、AKRacingのゲーミングチェアも検討してみてください。
ちなみに、「極坐(GYOKUZA)」シリーズというものがあり、こちらは座椅子タイプです。
おわりに
今回は、ニトリで約2万円で売っている格安ゲーミングチェア、「ヘイデン2」の試座レビューをしましたがいかがでしょうか?
私個人としてはおすすめしませんが、約2万円という低価格ながら、ゲーミングチェアらしい機能は一通りあるため、気になる方はニトリに行ってみると良いと思います。
座り心地も分かりますしね。
高いですが後悔はしない買い物になると思いますので、AKRacingのゲーミングチェアも検討してみてください。
AKRacingのゲーミングチェアは、ビックカメラやゲーミングショップで試座できるところが多いです。
近場に取り扱っている店舗があれば、是非、座りにいってみてはいかがでしょうか?
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