毎月、一定額をコツコツ積み立てるのが一般的な運用となっているつみたてNISA。
しかし、楽天証券でつみたてNISAを始めようと思っている方で、年初に40万円を一括購入、または、途中月で40万円を一括購入しようと考えている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、楽天証券のつみたてNISAで40万円一括購入する方法や設定の流れ、また、一括購入はおすすめかどうか(メリット/デメリット)などをご紹介していきたいと思います!
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- 楽天証券のつみたてNISAで40万一括購入する方法・設定・買い方流れ
- 1.楽天証券にログイン
- 2.上部にある「NISAつみたてNISA」をクリック
- 3.すぐ下に出てくる項目から「ファンドを探す」を選びクリック
- 4.「自分で一から選ぶ」をクリック
- 5.買いたい銘柄を選択し、「カートに追加」、「一括積立注文へ」をクリック。(一銘柄のみの購入であれば「積立注文」をクリックでも可。)
- 6.「積立約款同意状況」画面から「投資信託積立取引約款」を閲覧し同意する
- 7.積立注文の画面で、引落方法と積立指定日の設定を行う
- 8.積立金額の設定を行う(ボーナス設定含む)
- 9.分配金コースの設定を行う
- 10.ポイント利用の設定をする
- 11.「目論見書の確認へ」をクリックする
- 12.「未閲覧の書面を閲覧する」をクリックし、「注文内容確認へ」をクリックする。
- 13.「取引暗証番号の入力」を行い、「注文する」をクリックする。
- 積立設定(注文)の確認
- 二つ以上銘柄/商品を購入する場合の注意点
- 楽天証券でのつみたて(積立)NISA 40万一括購入はおすすめ?(メリット/デメリット)
- 補足:投資信託の銘柄/商品選びで迷っている方へ
- おわりに
楽天証券のつみたてNISAで40万一括購入する方法・設定・買い方流れ
- 楽天証券にログイン
- 上部にある「NISAつみたてNISA」をクリック
- すぐ下に出てくる項目から「ファンドを探す」を選びクリック
- 「自分で一から選ぶ」をクリック
- 買いたい銘柄を選択し、「カートに追加」、「一括積立注文へ」をクリック。(一銘柄のみの購入であれば「積立注文」をクリックでも可。)
- 「設立約款同意状況」画面から「投資信託積立取引約款」を閲覧し同意する
- 積立注文の画面で、引落方法と積立指定日の設定を行う
- 積立金額の設定を行う(ボーナス設定含む)
- 分配金コースの設定を行う
- ポイント利用の設定をする
- 「目論見書の確認へ」をクリックする
- 「未閲覧の書面を閲覧する」をクリックし、「注文内容確認へ」をクリックする。
- 「取引暗証番号の入力」を行い、「注文する」をクリックする。
1.楽天証券にログイン
楽天証券にログインします。
※楽天証券の開設がまだの方は以下リンクからキャンペーン情報などをご確認のうえ開設をご検討ください。キャンペーン内容によっては、事前にエントリーしないとポイントがもらえないものがありますのでご注意ください。
→楽天証券
2.上部にある「NISAつみたてNISA」をクリック
ログイン後、画面上部にある「NISAつみたてNISA」をクリックします。
3.すぐ下に出てくる項目から「ファンドを探す」を選びクリック
上の画像の左下の赤枠部分に「ファンドを探す」という項目が出てくるのでクリックします。
4.「自分で一から選ぶ」をクリック
基本的に、買いたい銘柄が決まっていることを前提に、ここでは、「自分で一から選ぶ」をクリックします。
5.買いたい銘柄を選択し、「カートに追加」、「一括積立注文へ」をクリック。(一銘柄のみの購入であれば「積立注文」をクリックでも可。)
買いたい銘柄を選択すると、上のような画像となるため、「カートに追加」をクリック後、下の方にある「一括積立注文へ」をクリックします。
6.「積立約款同意状況」画面から「投資信託積立取引約款」を閲覧し同意する
初回のみ、恐らく「積立約款同意状況」画面が開くため「投資信託積立取引約款」を閲覧し同意をクリックします。
7.積立注文の画面で、引落方法と積立指定日の設定を行う
引落方法は「証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)」となります。(理由は、ボーナス設定を用いた一括購入を行うためです。)
積立タイミングは、「毎月」を選択しましょう。
積立指定日は、自身の好きな日にちを指定する形で問題ありません。
ただし、積立指定日によっては、来月からの積立開始となる場合もあるため注意してください。(例えば、1月10日に積立注文の設定を行った場合で、積立指定日を1日にした場合、積立開始日は当然2月1日となります。)
8.積立金額の設定を行う(ボーナス設定含む)
積立金額は最低金額である100円とします。
一括購入をするため、ボーナス設定については「設定する」を選択します。
設定月は二つ選ぶことが可能ですが、一括購入が前提ですので、一つだけ設定しましょう。今回は1月に一括購入(一括投資)を行うという例で、設定月は「1月」を選択としております。
ボーナス金額は、40万円から毎月の積立金額である100円×12か月分を引いた金額である「398800円」を記載します。(途中月から一括購入を始める場合は、青マーカー部分の月数を適切な期間にしたうえでボーナス金額を計算してください。)
右上の方に、下の画像のような「積立設定内容」の画面がずっと出ていますが、ボーナス金額を設定すると、そこで年間積立想定額が出てきます。
年間積立想定額が満額の40万円となれば、ボーナス金額の設定は正しくできています。
9.分配金コースの設定を行う
分配金コースの設定で、「分配金コースを確認する」を押下すると上のような画面になります。
分配金コースは「再投資型」とします。
因みに、つみたてNISAでは分配金が出ないものがほとんどです。
10.ポイント利用の設定をする
「ポイント利用」の設定で、ポイントを利用するかしないかを選ぶことができます。
スーパーポイントアッププログラム(SPU)対象となるケースとして、「楽天ポイントコース」に設定して、上の画像のように毎月の上限として1ポイント利用を設定しておくと、楽天市場の商品がポイント+1倍になるため設定しておくのがおすすめです。(ただし、1回500円以上の投資信託を購入した場合がSPU対象のため、今回のような一括購入の場合は、あまり恩恵はありません。)
11.「目論見書の確認へ」をクリックする
7~11の設定が完了したら、最後に「目論見書の確認へ」をクリックする。
12.「未閲覧の書面を閲覧する」をクリックし、「注文内容確認へ」をクリックする。
金融商品取引法(第37条の3)の規定に基づき、負担する手数料や商品のリスク、留意点などを記載した契約締結前交付書面の確認があります。(最新の書面を1回でも確認している場合は「注文内容確認へ」をすぐクリックできます。)
サクッと書面に目を通し、「確認」を数回クリック後、「注文内容確認へ」をクリックします。
13.「取引暗証番号の入力」を行い、「注文する」をクリックする。
積立注文内容画面で、内容に間違いないか確認後、「取引暗証番号の入力」を行い、「注文する」をクリックすることで、積立の注文が完了します。
積立設定(注文)の確認
積立の注文が完了したら、「NISAつみたてNISA」 をクリックし、その下の積立設定をクリックすると、積立設定したものが表示されます。
「今年のつみたてNISAの積立予定額」や「ポイント利用設定状況」などに問題ないか念のためダメ押しで確認しておくと良いでしょう。
二つ以上銘柄/商品を購入する場合の注意点
一括購入する方は基本的に一つの銘柄のみに投資するものと思いますが、念のため二つ以上の銘柄/商品を購入する場合の注意点をご紹介したいと思います。
配分/比率の調整はできない
今回のようなボーナス設定を用いた一括購入(一括投資)を行う場合に、2つ以上の銘柄/商品をカートに入れて注文をしてしまうと、配分(比率)は1:1となります。
分かりやすく言うと、例えば、「全米株式インデックスファンド」と「新興国株式インデックスファンド」をカートに入れて、ボーナス設定を用いて1月に398900円分注文した場合、「全米株式インデックスファンド」は199450円、「新興国株式インデックスファンド」も199450円分の注文となってしまいます。
残念ながら、ボーナス設定を用いた場合、これら二つの配分や比率を自身で調整することができません。
二つ以上銘柄/商品を購入する場合は、別途注文する必要がある。
上述の通り、ボーナス設定を用いると自身で配分や比率を調整することはできないため、一つ一つ注文を分けて行う必要があります。
なお、配分や比率が同じでも構わないという場合は、一回の注文でも問題ありません。
積立金額の最低金額が変わる
二つ以上の銘柄/商品を購入する場合、大項目の「楽天証券のつみたてNISAで40万一括購入する方法・設定・買い方流れ」の中の「8.積立金額の設定を行う(ボーナス設定含む)」でご紹介した積立金額の最低金額が変わります。
最低金額は、銘柄/商品が一つ増えるたびに+100円となりますのでご留意ください。
楽天証券でのつみたて(積立)NISA 40万一括購入はおすすめ?(メリット/デメリット)
毎月積立投資よりも一括購入による投資の方が利益が大きくなる可能性が高い(メリット)
投資対象とする銘柄/商品が、基本的に右肩上がりのチャートとなっているものであれば、毎月積立投資よりも年初一括購入の方が若干利益が大きくなりやすいです。
ただし、一括購入による投資の場合、投資タイミングや投資の期間などによって、パフォーマンスに差が生じますので、そこまで恐れる必要はありませんが、必ずしも積立投資よりもパフォーマンスが高くなるわけではないという点に注意が必要です。
ボラティリティが高い(デメリット)
積立投資の場合は、高値の時にも低値のときにもコツコツ購入することができますので、平準化による影響でボラティリティが低くなり、下落局面でも安心して継続して積立が可能です。
一括購入による投資の場合、投資タイミングによっては、高値掴みの場面で一括購入してしまい、その後の下落局面で一時的に含み損となる可能性も考えられます。(その逆も然り。)
元本割れを起こす場面でストレスを感じてしまう方は、一括購入による投資はおすすめできません。
ポイントが貯まらない。(デメリット)
楽天証券でのつみたてNISAの最大のメリットは、楽天ポイントが貯まる点です。
楽天カードクレジット決済の上限額である33333円分を毎月つみたてNISAの購入にあてれば、月330ポイント、1年で3960ポイント得ることが可能です。
しかし、一括購入をする場合、今回ご紹介した方法では証券口座引き落としとなってしまうため、楽天カードクレジット決済によるポイントについては貯まりません。
一括購入をする場合は、この点に注意しておきたいですね。
ボーナス設定が翌年に引き継がれない。(デメリット)
ボーナス設定を用いない通常の積立であれば、翌年以降も積立注文設定が丸ごと自動的に引き継がれるため、特に設定を弄る必要がありません。
しかし、一括購入の場合、ご紹介してきたように、毎月の積立金額を最低金額である100円にして、オプションでボーナス設定を設定することとなります。
ボーナス設定は、翌年に引き継がれない設定であるため、何もしていないと、翌年以降、毎年積立金額の最低金額である100円分のみを積み立てることとなってしまします。
毎年1月に一括購入を考えている方は、毎年11月13日~12月12日の間にボーナス設定を再度設定する必要があるので注意が必要ですね。
補足:投資信託の銘柄/商品選びで迷っている方へ
私個人としては、株式への投資がおすすめです。
万人におすすめできる株式の銘柄/商品は、全世界の株式に分散投資できる全世界株式インデックスファンドです。
自身のリスク許容度や投資方針に応じて、先進国株式インデックスファンド、米国株式インデックスファンド、国内株式、債券などを選択すると良いでしょう。
詳細は以下関連記事を参考にしてみてください。
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おわりに
今回は、つみたてNISAで40万円を一括購入(一括投資)する方法や買い方などの流れや一括購入のメリット・デメリットを画像付きでご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
注文方法は結構分からない方も多いと思いますので少しでも参考になれば幸いです。
また、一括購入ならではのデメリットなどもありますので、一括購入するかどうか検討材料の一つとなれば幸いです。
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